
このツアーは、特に建築に興味のある人を対象に作られたものです。古典的建築から近代的な建築まで、町に立ち並ぶ様々な建造物はその歴史と変容を語るものです。このツアーは特に建築家、建築学部の学生などを対象に、建築を見学することを第一の目的としたツアーです。
1日目
ホテルにてサッシ地区の修復を専門に活躍する建築家と合流。この洞窟住居地区の住民達は、社会的・政治的問題を背景にサッシ地区から転居しました。その後1993年にユネスコの世界遺産に指定された事を機会に、その修復に拍車がかかりました。
旧市街地に移動し、1946-1949年にかけて建築家エットーレ・ステッラによって実現されたCinema Duniを見学します。この劇場は、マテーラで最初に鉄筋コンクリートを使った近代的建築です。ヴィットーリオ・ヴェネト広場に移ると、18世紀の修道院パラッツォ・アヌンツィアータの壮大な建物が目に入ります。それは、建築家レナート・ラマッキアの手によって、県立図書館へと生まれ変わっています。ムリーノ広場へ足を進めましょう。そこでは、昔は製粉所が立っていたその空間に、建築家カルロ・アイモニーノによって、近代的な住宅地と商店が組み込まれました。バロック建築の立ち並ぶリードラ通りを抜け、パラッツォ・ランフランキへと向かいます。17世紀後半、神学校として建設されたこの建物は、現在バジリカータ州の中世・近代美術館として使われています。
ランチタイム:スローフードを掲げるお店で、郷土料理を味わいましょう。
食後、美術館内で、カルロ・レーヴィの作品を始めとするコレクションを見学。パスコリ広場でサッシの壮大なパノラマを一時楽しみ、サッシ地区へと下って行きます。4つの教会の複合建築コンヴィチーノ・ディ・サンタントーニオへ移動し、その特徴ある洞窟建築を見学。
夕食に向けて、サッシ地区のしゃれたレジデンスホテルへ移動。そこでは、オーナー夫妻が、地元の新鮮な食材を使った郷土料理の調理をご披露。バジリカータ州のDOCワイン、アリャーニコ・デル・ヴルトゥレを片手に、出来立ての伝統料理を味わいましょう。ホテルのテラスからは、サッシの魅力的な夜景が眺められます。ホテルに戻り、ご宿泊。
2日目
ホテルで朝食を済ませた後、バスに乗ってマテーラの郊外地区ボルゴ・ラ・マルテッラへ移動します。この地区は、サッシ修復令が出た後に、サッシ住民を移すために1950年代に建設されたもので、建築家ルドヴィコ・クゥアドリーニを筆頭に実現されました。この地区の教会は、陶芸家アンドレア・カシェッラの陶器で飾られています。
教会を見学後、サン・ジョヴァンニ・ロトンドへ。到着後、昼食のための休憩。その後、2004年にレンツォ・ピアーノによって建設されたパードレ・ピオの教会を見学。6500人の信者を収容することが可能なこの教会には、ピオ神父の遺体が納められています。この教会の彫刻や家具などは、ドメニコ・パッラディーノ、ジュリアーノ・ヴァンジ、アルナルド・ポモドーロなどの有名な作家達に寄贈されたものです。
最後に、港町ターラントへ移動し、大聖堂(1970年、ジオ・ポンティ設計)を見学します。夕食には、お魚料理をお楽しみ下さい。食後、マテーラに向かって移動。町に入る前に、ムルジャ・ティモーネの展望台に寄り、サッシの夜景を眺めます。ホテルに戻り、ご宿泊。
3日目
ホテルにて朝食後、ご出発。