ミリョーニコ

(マテーラから19km)

ブラーダノ川とバセント川間の丘にそびえ立つ町で、そこからはサン・ジュリアーノの湖と美しい丘陵地帯が見渡せます。この町の起源は古代にさかのぼり、紀元前9-4世紀の出土品も得られました。この町には、8-9世紀の間に建造されたマルコンシッリョ城が残っています。その城で1485年、封建領主達は、ナポリを支配していたアラゴン家のフェルディナンド王に対する陰謀を企てました。

ポポロ広場には、14-15世紀のサンタ・マリア・マッジョーレ教会があり、その入口はルネサンス様式の美しい浮き彫りで飾られています。教会内部では、ヴェネツィア派の画家チーマ・ダ・コネリャーノ制作(1499年)の多翼祭壇画を鑑賞できます。それは18枚のパネルで構成され、中央には玉座に座る聖母子像が描かれています。同じ礼拝堂内には、聖ヨハネと聖セバスティアヌスの木彫も置かれています。この礼拝堂の横では、フラーテ・ウーミレ・ダ・ペトラーリア制作の十字架磔刑像が目に付きます。主祭壇の後部には、ティントレットの「聖母被昇天」が、その右壁にはフランチェスコ・ソリメーナの「受胎告知」が飾られています。その他、ミケランジェロ派の「キリストの十字架降下」、グエルチーノの作品、17世紀ナポリ派の作品「十字架の道」、「神殿奉献」、17世紀の「ロザリオの聖母」、17世紀ナポリ派の木彫「大天使ラファエル」、また16世紀の石造彫刻「聖ヨセフ」ステーファノ・ダ・プティニャーノ作、「聖ルチア」アルトベッロ・ペルシオ作などが見学出来ます。