ラーゴペーソレ

(マテーラから102km)

オファント川とブラーダノ川間の丘に位置するこの町は、標高830mの高さにあります。ラーゴペーソレという名は、ヴァッレ・ディ・ヴィタルバにあった「ラクス・ペンシリス」と呼ばれた湖に由来しています。この町にも、フリードリヒ2世が残したお城が丘の上に荘厳な姿を見せています。その長方形の建物の頂点には4つの塔が設置されています。長い年月の間、このお城にも何度も改築の手が加えられました。

お城内部は、2つの中庭によって隔たれています。住まいとして使われたのは北側の建物で、二階建てになっており、大きい方の中庭の周り三辺を占めています。見晴しの良いお城は、フリードリヒ2世によって、狩猟用の住居として使われていました。お城で最も古い部分は、小さい中庭がある方となります。その中央には四角形の主要塔が添えられています。

尖塔アーチと装飾の飾られた入口を通り抜けると、大きい中庭に出ます。この中庭を囲む建物の中には、アンジュー家時代の様式で造られた素晴らしい礼拝堂と、芸術性の高い部屋がいくつもありますが、その中でも皇帝の部屋、皇后の部屋と呼ばれるものが見るに値します。このお城は、その装飾性の高いフリーズと多様な様式を取り入れた建築のため、南イタリアにフリードリヒ2世が建設したお城の中でも、特に卓越したものと言えます。